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ニッポンの旬の食材を知ろう!

【7月が旬の食材】

枝豆(えだまめ)

枝豆(えだまめ)

子どもも大人も大好きな枝豆は、古代より五穀のひとつに数えられて「畑の肉」とも呼ばれる大豆を若いうちに収穫したもの。枝豆専用品種が数多くあり、山形県のだだちゃ豆や新潟県の黒埼茶豆、丹波地方の黒枝豆など有名なご当地ものもあります。大豆と同様に良質のたんぱく質をたっぷり含み、レシチンやイソフラボンなどの成分や、大豆にはあまり含まれないビタミンも豊富。アルコール代謝に必要なビタミンB群の働きにより、ビールとの相性はピッタリ!枝豆を食べる習慣は日本独自のものでしたが、近年は北米や欧州でも食されるようになり、英語圏では “edamame”で通じるようになってきました。また、宮城・山形県では、茹でた枝豆をつぶして砂糖を加えた“ずんだ”を餅にまぶしたずんだ餅(ぬた餅)が名物。枝豆の最も代表的な食べ方は塩茹でですが、枝豆ご飯やずんだ餅など米との食べ合わせも、栄養バランスが取れているとして人気があります。

レタス

レタス

ヨーロッパ中南部、西アジア、北アフリカ原産。古代ギリシャ、ローマ時代から栽培されていた歴史の長い野菜です。日本には平安時代に中国から伝わり、「乳草」と書いて「ちしゃ」という名で栽培されていました。英語名のレタス(lettuce)は、ラテン語のラクチュカ(lactuca)から。語源は乳を意味するラク(lac)です。レタスの葉や茎を切ると、白い液が出ますが、東西を超えて「乳」をイメージする野菜だったわけです。レタスにはたくさんの種類があります。大きく分けるとステムレタス(茎ちしゃ、掻きちしゃなど)、コスレタス(立ちちしゃ)、リーフレタス(サンチュ、サニーレタスなど)、玉レタス(玉ちしゃ)の4つの仲間が。日本の一般的なレタスもサラダ菜も玉レタスの一種です。サラダなどにするときは、包丁などで切らずに手でちぎったほうが切り口の変色を防ぐことができて、おいしく食べられます。

ピーマン

ピーマン

フランス語で唐辛子を意味する「piment」が語源。英語では「Green pepper」です。原産は中南米。その名のとおりペッパー(唐辛子)の仲間ですが、唐辛子の辛み成分であるカプサイシンはほとんど含まれていません。赤ピーマンはよく見かける緑色のピーマンと同じ種類で、完熟させると赤ピーマンになります。品種によってはオレンジや黄色になるものも。一方、パプリカは肉厚の大型種。最近はグルメ志向にのって大型のカラフルな完熟品が出回るようになりました。くせがなく、柔らかく、甘い味がします。サラダや料理のいろどりにと使用範囲も広がっています。通常ビタミンCは熱に弱いのですが、ピーマンに含まれるビタミンPがビタミンCの酸化を防いで吸収を助けるので、加熱しても壊れにくいといううれしい特長があります。

茄子(なす)

茄子(なす)

よく冷した焼きなすは、夏ならではのおいしさ。原産はインド。日本には奈良時代に中国から伝わり、漬物をはじめ広く普及し、江戸後期には最も需要の多い野菜のひとつでした。なすが出てくることわざや慣用句もたくさんあります。「秋なすは嫁に食わすな」。これには「格別おいしい秋なすを憎い嫁に食べさせるなどもったいない」という意地悪な解釈もありますが、なすには夏の野菜らしく体を冷やす作用があることから、「涼しくなる秋に嫁が体調をくずさないように」という気遣いの方が正しそうです。なすの「冷やし効果」は、打ち身や捻挫、やけどなどに湿布薬として使われたこともあるそうです。焼きなすにおろししょうがを添えてで食べるのは、体を冷やしすぎないための知恵ですね。

玉蜀黍(とうもろこし)

玉蜀黍(とうもろこし)

原産地はメキシコから中米にかけて。米や麦と同じように、主食としての長い歴史があります。 15世紀のコロンブスのアメリカ大陸到達以来、世界に広まったと言われています。穀物として実をとるもの、青刈りで葉や、なかでも茎を家畜に食べさせるものなどいろいろな品種があります。食用としては、ホップコーンになるのは「爆粒種」、普段野菜売り場で私たちが手にするのは主に「スイートコーン」と呼ばれる品種です。ところで、収穫したばかりのとうもろこしを生でかじってみたことはありますか。”果物?”というくらいの強い甘味を持っていて、糖度はメロンに匹敵するほど。しかし、収穫後も生きていて呼吸をしているため、これに必要なエネルギーに糖分を使ってしまい、数時間で糖分が半減して甘みが減ってしまいます。とうもろこしは収穫したてをすぐに食べるのがいちばんなので、できるだけ早く食べましょう。

鱸(すずき)

鱸(すずき)

スズキ目スズキ科スズキ属。体の表面が銀色の光沢を放ち、「魚の貴公子」とも呼ばれる夏の高級白身魚。淡白な味わいの中に特有の甘みがあり、和食・洋食のどちらにもよく合います。古事記や平家物語などにもその名が出てくるほど、日本人にとっては古くからなじみの深い魚で、ぶりと同じように、成長とともに名前が変わる”出世魚”です。体調5センチくらいまでの幼魚は「こっぱ」、30センチ以下のときは「せいご」、30〜60センチくらいの2〜3年魚を東京では「ふっこ」(関西では「はね」)、60センチ以上のものを「すずき」と呼び、関西では特に大きいものを「大太郎」と呼ぶことも。夏におすすめの食べ方は、活き〆したものを薄造りにして氷水にさらし、酢味噌でいただく”あらい”。「夏のすずきは絵に書いてでも食え」、「鯛もかなわぬすずきのあらい」など、そのおいしさを表現した言葉も多々あるほどです。

桃(もも)

桃(もも)

甘く豊潤な果汁をたっぷりとたたえた桃。昔は「水蜜桃」と呼ばれていました。ネクタリン(無毛種)も桃の一種です。桃の木は生命力が強いことから邪気を祓う力があるとされ、中国では古くから桃源郷の不老不死の「仙果」と考えられていました。”西遊記”の中で孫悟空はこの桃園の管理を任されていましたね。日本の”桃太郎”の中でも、鬼(厄)を退治する霊的な力の象徴として登場します。果肉中には、たんぱく質、脂質、糖質、各種ミネラルやビタミン類、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸がバランスよく含まれ、栄養たっぷり。豊富に含まれるペクチンには、血液中のコレステロール値を抑えるはたらきもあります。種子は漢方で「桃仁」と呼ばれ、血液の循環をよくする作用があり、葉にはあせもや湿疹に効く成分が。樹木まるごと効能がいっぱいの、まさに「長寿の木」です。

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